自分にとっての国際コンペディションとは
正直なところ、コンテストの様に写真で競争したり優劣をつける事が、本当は好きではありません。そもそも、写真一枚一枚には撮り手の思いがありますし、どんな写真にも価値は必ずあると思っています。写真に対しての印象は、見る人によって変わり、審査をされる方々の価値感にも左右されるからです。賞を取ったから良い作品！一番の賞を取ったから世界一の作品！これは、僕は違うと思っています。審査員の好みを巡らせたりした作品を出そうとも思いません。自分自身が感じ表現した作品を見ていただき、それが評価を受けたのであれば、もちろん光栄には思います。
では何故？チャレンジするのか。プロとして写真を撮っている以上、
ビジネス上の付加価値という気持ちも正直あります。しかし、根本的
な願いとは『世界の方々にも自分の表現する海を見て感じてほしい』
からです。できれば水中写真家よりも、アーティストの1人として、
皆さんに何かを届けたい。それは癒しであったり、感動であったりと
いう種類のものです。たまたま表現手段や素材が海だった…という事
なだけです。
世界は広いです。素晴らしい写真家さん、アーティストさん達が、
沢山いらっしゃいます。けど海外では、撮り手個人に対する評価では
なく、作品そのものに対しての純粋な評価をして貰えます。そこも理
由の一つです。自分にとってアワードへの参加とは、一番を取る！と
いう目的ではなく、少しでも多くの方々に海を、時に日本の海を、知
っていただく手段の一つだと思っています。少しでも多くの人へ何か
を伝えられる機会が、国際写真コンテストです。ルールを守りながら
今後も国際コンペへの参加をしていきます。そんな想いから生まれた
作品で評価をいただいた結果を、記録に残していきます。
PX3 は、写真の鑑賞を促進し、新たな才能を発見し、
世界中の写真家をパリの芸術コミュニティに紹介することを目的とした写真賞です。
パリ写真賞は2007年に創設されて以来、ヨーロッパで最も権威のある写真賞の１つになりました。
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ここはメキシコ、ラパスのロス・イソテスです。アシカはSea Lion と呼ばれます。この日、朝日が生み出す光の先端から、彼は舞い降りてきました。私にはそれが天使のように見えました。
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海上で発生する薄明光線。
その光の中で踊る彼女は私には天使のように見えました。
不変の現実の美しさと、ビッグアップルのパノラマのいずれも描写しうるレンズを通して、
ビジョンを世界と共有する世界中の優れた写真家を称え、表彰し、PRするためのコンクールです。
写真はアートであり、創造的な精神と根底にあるストーリーが組み合わされています。
アマチュアからプロまで、すべての写真家が画像を通じて自分自身を表現し、
忘れられた過去の火花を、永遠のビジュアルアートで再燃させることを勧めています。
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ここは日本の奄美大島 世界遺産にも登録されている島です。毎年１月から３月にかけて、ザトウクジラが出産、子育て、交尾のために戻ってきます。この子クジラも母クジラと一緒に奄美大島を訪れていました。少し大きくなった子クジラが目の前でのんびりと踊っていました。
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ロウニンアジの群れが身を守るために旋風を巻き起こしていました。 海底から海面まで覆い尽くす渦巻きの姿は、私には龍のように見えました。 海の生物が生き残るための行動は、時に奇跡的な光景を私たちに見せてくれます。
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日本の奄美大島にはザトウクジラが出産にやってきます。子クジラが泳ぎを覚えると親子で旅に出ます。 一年後私がここに戻ると、この子もすっかり成長して帰って来ていました。 親子クジラを優しく包み込む光が、母にさよならを言う時を告げています。さあ、新しい旅が始まります。 切なさと希望を感じながら夢中でシャッターを切りました。
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これは日本の神子本島です。その流れはダイバーにとって複雑で難しいものです。 しかし、ここには多くのシュモクザメの群れが生息しています。 まさに荒々しい海を支配する者だけが見られる光景。 シュモクザメのほとんどはメスです。まるで女戦士の凱旋のように見えました。
BIFAは、私たちが世界を見る上での、写真の力と影響を認識するインスピレーションを与えるコミュニティです。
私たちは、創造的な表現を育み、写真を通して共有する重要なストーリーを持つ写真家をサポートするために存在しています。
BIFA
は、世界中のプロ、アマチュア、学生の写真家をハンガリーのブダペストのクリエイティブ
コミュニティと結びつけ、
彼らにスポットライトを当て、彼らの作品を紹介する素晴らしいプラットフォームを提供しています。
受賞者は、写真界の著名な写真家とリーダーからなる審査員団によって選ばれ、
BIFA
トロフィー、賞金、世界中の視聴者に彼らの作品を紹介する広範な宣伝などを授与されます。
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朝、海に向かいました。入ってすぐ飛び込んだ風景は「天使のはしご」。 すると、イルカがこちらを狙って、光の隙間から近づいてきました。 私には、彼らはまるで天使のように見えました。
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ロウニンアジの群れが身を守るために旋風を巻き起こしていました。 海底から海面まで覆い尽くす渦巻きの姿は、私には龍のように見えました。 海の生物が生き残るための行動は、時に奇跡的な光景を私たちに見せてくれます。
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これは日本の神子本島です。その流れはダイバーにとって複雑で難しいものです。 しかし、ここには多くのシュモクザメの群れが生息しています。 この荒々しい海を支配する者だけが見られる光景。 ちなみにシュモクザメのほとんどはメスで、まるで女戦士の凱旋のように見えました。
PX3は、写真の鑑賞を促進し、新たな才能を発見し、
世界中の写真家をパリの芸術コミュニティに紹介することを目的とした写真賞です。
パリ写真賞は 2007 年に創設されて以来、ヨーロッパで最も権威のある写真賞の１つになりました。
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明け方、早朝に海に入ると、エンゼルイルカが近づいてきました。 それは私にとって天国のような光景でした。
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ロウニンアジの群れが身を守るために旋風を巻き起こしていました。 海底から海面まで覆い尽くす渦巻きの姿は、私には龍のように見えました。 海の生物が生き残るための行動は、時に奇跡的な光景を私たちに見せてくれます。
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イルカはペアであったり、親子で泳いでいることが多いです。この時、人とイルカがお互いにアイコンタクトを始めました。マリアージュとは、フランス語では結婚という意味以外に、素晴らしい相性、という意味があります。まさにこの光景は人間とイルカの「マリアージュ」 、美しすぎるシーンでした。